
難聴の症状や原因についてあれこれ書いてきました。
ここで難聴の種類と原因について簡単にまとめてみましょう。
【難聴の種類】
伝音声難聴・・・
外耳および内耳の障害が原因となって聞こえが悪くなるのが伝音声難聴です。
このケースの難聴の原因となる病気に、滲出性中耳炎、慢性中耳炎の他に、先天性の外耳、中耳の形態異常など、耳垢栓塞、耳硬化症、外傷性耳小骨連鎖離断等があります。
伝音声難聴は、高度難聴になることはあまりありません。
感音声難聴・・・
内耳から大脳皮質(感音機構)までの間で起こる障害が原因になって聴力が低下するタイプが感音声難聴です。
聴力検査においては、気導と骨導による差がなく、骨導の聴力レベルがダイレクトに感音声難聴のレベルを表します。
軽度から中等程度の難聴では、補聴器が役に立ちますが、難聴の程度が高度になると補聴器を使用しても、言葉を判別することが難しくなってきます。
混合性難聴・・・
伝音声難聴と感音声難聴が合わさって起きたタイプで、聞こえの状態も両方の難聴の特徴を合わせもっています。
中等度の感音性難聴に伝音声難聴が合わさると、気導聴力検査では高度の難聴レベルに達します。
難聴の原因には数々あります。中耳炎、老人性難聴、騒音性難聴、突発性難聴、薬の副作用によるものなど原因は多岐にわたります。
次回からはそれぞれの原因について詳しくみていこうと思います。
難聴に付き物の悩みは、なんと言っても「もしかしたら難聴が治らないのではないか」、「原因が分からないゆえに生活もどうしていいのか不安」そして「もしかしたら残る片耳も聞こえなくなるのでは」という恐怖感が大きいのではないでしょうか。
そして次には入院すれば医療費もかかるし。長くかかれば会社も辞めざるをえなかったり、収入も無くなるし。そして何よりも症状がひどい場合には、職種によっては会社を辞めざるを得ないこともある。
あとメンタル面でも周囲の人達に心配してもらうのはありがたいのですが、難聴にともなうめまい等原因は不明、原因も不明だから治療法も未確立、ですから見通しを聞かれたって答えようがない。原因とこの先「どうなるか」は本人が一番知りたいのが現状である。
外から見てわからない障害というのが最もつらいのである。そして耳が全く聞こえないわけではないから街中にも出ていける。
実は聞き取りにも苦労する。声をかけられているのに気付かず、無視していると勘違いされ、いきなり小突かれたりしないだろうかと心配。
耳鳴りも不快かつ他人にはわからない症状。耳を塞いでも収まるものでないし。そして何よりも「わかってもらえない」もどかしさが余計に苛立ちを感じさせるのである。原因を解明してほしいものです。
衝撃告白「突発性難聴」浜崎あゆみさんは?もしかしたら 原因は典型的な職業病?
突発性難聴の現状
厚生労働省の外郭団体、難病情報センターによると、突発性難聴は、通常片方の耳が突然聞こえなくなる病気で、全国で治療を受ける人は年間2万4000人(推定)。原因不明だが、ウイルス感染と内耳血管の循環障害の2説が有力とされる。軽度で治る人もいるが、有効な治療法などは確立されていないという。
片耳が聞こえない事による影響は?音がどこから出ているかを判断するのが難しくなったり、立体感を持って聞くことができなくなるようである。音楽活動との因果関係は分からないが、歌手としての今後の影響はだいぶ前からハンディがあっても活動し、音楽の質も低下していないから、これからも影響なくやっていけるだろう
現在日本でプロミュージシャンのトレーナーの方は話している「典型的な職業病」とみる。「音響が良く、オーケストラが舞台の下にいるオペラ歌手で難聴になったケースは聞いたことがない。もしかして原因は解ってはいないが難聴はどちらかというと、電気音のバンドが後ろに控えるロックやポップスの歌手に起きている」と指摘する。
バックコーラスとして活動している女性も、突発性難聴を経験した。症状は自分の声が聞こえなくなったほか、起きていられないほどのめまいに襲われた、バランス感覚も失ったという。もしかしたら何らかの職業的な原因があるのかもしれない。
原因を解明したい・・・。
難聴が発症する時、それは睡眠不足が続いた後や、風邪が引き金になることもあります、けれど完全な原因は今まだ解明はされていないのです。
現在推定されている有力だと言われている原因の一つに、ウイルス感染説と内耳への血液循環が悪くなることが言われております。
ウイルスによる感染説というのは突発性難聴の発症前には風邪のような症状を訴える患者が少なくないこと、おたふく風邪、はしか等からくるウイルス疾患がきっかけで突発的な高度難聴を起こすことなどが根拠とされています。
内耳の血液循環が悪くなるのが原因とする説の根拠は、内耳血管の痙攣や塞栓、血栓、出血などの循環障害がきっかけとなり突発性難聴の突然の発症をうまく説明できることです。
ただ、この原因説においては突発性難聴の特徴とされている、再発がほとんどないことの原因説明が困難になるのです。
難聴の原因は伝染でしょうか?
ウイルス感染説と聞くと心配症になってしまう人がいるかもしれないが、感染性を疑われているのはヘルペスなど割とありふれたウイルスのことであります。
言ってみれば異所性感染なのですね。大体の人は既に感染しているのですから、難聴の人を避けても意味はないのです。したがって難聴は感染症ではありません。
難聴の原因は遺伝から?
家族間に発生するという証拠は現段階では見つかっていません。ただ、体質としてなりやすい体質はもしかしたらあるのかもしれません。
家族に発症者が居ても居なくても、ストレスや睡眠不足、不規則な食事、喫煙といった突発性難聴にとっては避けたい要因を避ける生活を心がける方が賢明だといえそうです。
難聴は治療したら治るの?
完全に治る方もいますし、何かしらの後遺症を残すものの快復する方も居ますし、あとは全く治らないという方、まちまちです。
でも治療を始めるのが早いほど良いと言われては居ますよ。一方、難聴の治療開始が遅れた場合(発症から2週間以上経過)や、難聴の症状が強いもの、回転性のめまいを伴うもの、そして高齢者は一般的には治りにくいとされています。
難聴の治り方にも色々なケースがみられます、治療開始後急に回復するといった例もあれば、治るのには時間がかかるケースもあり様々なのです。