
最近の研究報告によると、耳鳴りに悩んでいる人の多くの方が難聴の症状を抱えていると言われています。
しかし、難聴は自覚症状がない場合が多く、耳鳴りの症状を訴えても、耳の聞こえは悪くないと思いこんでいる患者さんは少なくありません。ですので、耳鳴りの症状を感じている場合には、難聴のチェックをも合わせて行いましょう。早期発見によって、治療も効果的に行うことができるからです。
耳鳴りと難聴が同時に起こるのは、耳の中の同じ器官に問題が発生することがあるからです。
耳には「音を伝える」器官と「音を感じる」器官がありますが、この「音を感じる」器官に問題が発生すると、耳の聞こえが悪くなり、耳の神経が過敏に反応するようになります。すると、音が割れて聞こえたり、はっきり聞き取れなくなったりして、難聴や耳鳴りの症状が同時に感じるようになるのです。
<難聴・耳鳴りの主な原因>
◆外耳・中耳・内耳の異常
外耳・中耳・内耳のどこかで問題が発生しているケース。
◆聴神経や脳の障害
脳に問題が発生することで、耳鳴りや難聴を引き起こすことがあります。
◆騒音
工事現場や製鉄場、工場など大きい騒音のする職場で長期間働いていると、耳に障害があらわれます。
◆全身性の病気
生活習慣病が原因になるケースもあります。
◆生活習慣の乱れ
病気だけではなく、生活習慣の乱れから耳鳴りや難聴が起きることがあります。
◆年齢
年齢を重ねるとともに、平衡感覚をコントロールしている器官の働きは弱くなっていきます。
◆自律神経の乱れや心の病
最近、自律神経や心の病が原因で耳鳴りや難聴に悩んでいる人が少なくありません。
◆薬の副作用
薬の副作用や交通事故によるケガが原因になることもあります。