
「難聴」を患う患者の多くが原因不明の難聴のケースが増えています。
そうした原因不明の難聴で代表的なものが「突発性難聴」です。
その原因不明の難聴の特徴は、症状が悪化したり改善したりという変化が余り見られません。その原因として考えられるのが、ウイルス感染や欠陥の循環障害などです。また、おたふくかぜの原因ウイルスが感染して発症したり、爆発音などの大音響によって耳の中の蝸牛とよばれる器官の破壊が原因で難聴が起きる場合もあります。更に、内耳に栄養を運ぶ役割の血管が脳梗塞で詰まることが原因で難聴が起こることもあるのです。
現在、この原因不明の難聴である「突発性難聴」の治療を受けている人は全国で35,000人以上いると推定されています。約10年前の難聴患者の倍ほどになっているのです。
急に耳の聞こえが悪くなる原因不明の難聴で一番頻度が高いのは「急性低音障害型感音障害」です。
この難聴の発症のピークは30代で、この難聴の特徴は低音だけが聞こえづらくなり、比較的治りやすいということです。数年間にわたって難聴がほとんど進行しないといった症例もありますが、一般には治療を行っても感音難聴が徐々に進行していくと考えられています。
平均すると一年間に約1db(デシベル)程度難聴が進行するとも言われています。稀に急速に難聴が進行することもあるので、病院で定期的に聴力検査を受けて難聴の進行の有無を病院できちんと監視してもらうことが必要です。