
イヤホンやヘッドホンの使用が難聴の原因になると言われていますが、本当なのでしょうか。
もしもそうだとして、イヤホンとヘッドホンではどちらのほうが難聴の原因としては危険性が高いのかみていきたいと思います。
まず結論としては、イヤホンやヘッドホンで長時間、過度な音量で聞き続ければ難聴になってしまうといわれています。
こうした場合、イヤホンとヘッドホンを比べると耳の奥に突っ込むタイプのイヤホンは比較的、耳に優しいようです。耳の奥に突っ込むタイプのイヤホンは、密閉性も高く小さな音量でも迫力のある音で聞けるからです。
これに対してオープンエアタイプのイヤホンやヘッドホンだと、周りの雑音が筒抜けですので、周りの音に負けないように音量を上げざるを得ず、耳に負担が大きくなり、難聴の原因となってしまいます。
今はipodなど携帯型音楽プレーヤーを使用する人が増えていますが、長時間イヤホンをつけて生活することが多くなっています。
音量や使用時間の管理を徹底していないことも多く、難聴や耳鳴りに悩む人が増えてきているようです。
耳にも休息は必要ですので、長時間に渡って過度な音量で音楽を聴き続けるのは耳に疲労がたまってしまいます。こうした疲労に気付かず、イヤホンを使って耳に負担をかけ続けると、難聴や耳鳴りの原因になってしまうと思います。特に、電車内や雑踏の中で雑音に負けまいと音量を大きくして音楽を聴く若者の方は注意が必要ではないでしょうか。是非、時間と音量の管理を行って欲しいと思います。
難聴の原因のひとつにメニエル症があります。
メニエル症の症状は、内耳内のリンパ水腫が原因で神経が圧迫されめまい、耳鳴り、難聴などのさまざまな症状が現れます。
内耳の中には、音を感じる蝸牛や回転運動を感知する三半規管、直線加速度や位置感を感じる耳石など、さまざまな器官があり、それぞれがリンパ液でつながっているので上記のような多様な症状が現れるのです。
メニエル症の初期段階の症状は、めまいの発作時に耳の閉塞感や圧迫感など、耳が詰まったような感じを受けますが、めまいを繰り返すうちに耳鳴りや難聴を伴うようになり、しだいに発作時以外にも症状が残るようになります。
メニエル症が原因となって耳鳴りや難聴が起きた際に早めの治療を行うことが大切です。
症状を放っておくと慢性的な耳鳴りや難聴の原因になってしまうので、注意が必要です。
メニエル症の原因が内耳内リンパ水腫ということは分かっているのですが、リンパ水腫が起きる原因についてはストレス説など諸説あり原因不明となっています。
難聴の原因はそれ以外にもたくさんあるのですが、なかでも「突発性難聴」は原因不明で起きる難聴です。
この難聴の症状が悪化したり改善したりという変化があまりないのが難聴の特徴で、原因として考えられるのがウイルス感染や血管の循環障害等が疑われているのです。おたふくかぜの原因ウイルスが感染して起きたり、爆発音などの大音響で蝸牛が壊れたことが原因で難聴が起こる場合もあれば、内耳に栄養を運ぶ役割の血管が脳梗塞が原因で起こることもあるのです。
今回は新年度スタートということで、閑話休題といきましょう。
ちょっと哲学的な話になりますが、「原因と結果」ということについて考察してみたいと思います。この原因と結果の関係を「因果律」(いんがりつ)といいます。
この「因果律」とはAという原因からBという結果が必ず起こることをいい、同一の原因については必ず同一の結果が起こることを意味します。しかし現実世界においては、幾重もの因果関係の連鎖や相互関係が複雑に絡み合うので、単純にAはBの原因であると言いきれない方が一般的です。
しかしながら、実際には原因と結果の間にある種の因果律の方向付けが行われています。簡単に因果関係を決め付ける傾向があり、さらには原因と結果を逆転させて取り違えるということさえも頻繁に起きているのです。
「鶏が先か、卵が先か」という古典的なロジックにもつながるのですが、この手の原因と結果の履き違えが現在でも頻繁に起きているのです。
例えば、銀行の貸し渋りという「結果」は何が原因なのか考えてみましょう。
銀行はお上の指示で自己資本比率をある程度まで上げておかなければならないのですが、自己資本比率を上げるためには、(1.)増資するか、(2.)総資産を減らすしかないから、貸付額を減少させて営業規模を小さくするしかないのです。
貸付額を減らすために、貸し渋りをしたり、債権を回収する際に、不良債権は回収出来ないから優良客先から債権を回収するなど後ろ向きな仕事しかできなくなってしまうのです。こうして不景気が悪循環で続いてしまうのです。
銀行の貸し渋りの原因は不景気にあったのですが、政府が行った銀行の自己資本比率アップの命令が不景気を招いてしまうという矛盾がおきてしまったのです・・・。
今回は「突発性難聴」、「薬剤性難聴」、「心因性難聴」の症状と原因について詳しくみていきましょう。
<突発性難聴>
「突発性難聴」とは、明らかな原因もなく、突然、通常片方の耳が聞こえにくくなる病気のことです。
「突然」難聴が発症し、しかも一方の耳の高度の感音性難聴であり、原因が不明の難聴のことを「突発性難聴」といいます。多くのケースが『片一方の耳だけ』で起きる難聴で、例えばある日起きてたら突然片一方の耳が聞こえなくなっていたといった場合などがそうです。
2001年の調査資料によると、全国受療者数は年間35,000人と言われており、厚生労働省から特定疾患にも指定されています。症状は軽度から高度の難聴や耳鳴り、耳がつまった感じのほか、めまいや吐き気を併発することもあります。
また「突発性難聴」は、「生活習慣病」の一種と言われ、日頃の生活状況や習慣、そして心理的社会因子などが原因となって引き起こされているという見解もあるようです。肉体的・精神的に追い詰められているといった状況が続くことが原因となって、突発性難聴を患う場合も見受けられるようです。
<薬剤性難聴>
他の病気に対して治療に用いた薬剤の副作用により発生した難聴を「薬剤性難聴」といいます。
難聴を引き起こす原因となる代表的な薬剤には、抗生剤(ストレプトマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシンなど)、利尿薬(フロセミド)、抗がん薬(シスプラチン)があげられます。いずれの薬剤でも内耳の感覚細胞の障害が発生して難聴を引き起こす原因となります。
<心因性難聴>
「心因性難聴」はきこえの器官に特別異常が認められないにもかかわらず、聴力検査で「難聴」を示すものをいいます。
今回も前回、前々回に引き続いて、難聴の種類・原因について詳しくみていきましょう。
<混合性難聴>
伝音性難聴と感音性難聴が合わさって起きたタイプで、聞こえの状態も両方の難聴の特徴を合わせもっています。中等度の感音性難聴に伝音性難聴が合わさると、気導聴力検査では高度の難聴レベルに達します。このタイプの難聴の原因は、多岐に渡るためこれといった原因がないため原因不明とされることも多いようです。
<老人性難聴>
内耳の中にある感覚細胞には、感覚毛があり、毛の動き具合や、どの部分の毛が揺れたかによって、音の大きさや高低を感じとります。加齢によって、感覚毛の数は徐々に少なくなり、加えて内耳神経や脳の聴覚神経の細胞も年齢とともに減少します。このように聴覚伝導路全体の老化現象が原因となっておきるケースが老人性難聴です。
老人性難聴は、内耳の先天的な性質や生活環境によって、発症年齢に大きな個人差があり、早い人は40代で現れ、加齢とともに少しずつ進行していきます。感音性難聴に分類され、左右の聴力が同じ程度に低下するのが特徴です。言葉の明瞭度が悪くなり、耳鳴りを伴うこともあります。
<騒音性難聴>
板金工場や製鉄所、造船所など、強い騒音下で長期間にわたって仕事をしていることが原因で生じるのが、騒音性難聴です。騒音性難聴は、感音性難聴に分類され、聴力の低下が左右に等しく起こるのが特徴で、耳鳴りを伴うこともあります。最初は症状も軽く、日常生活には特に不便を感じませんが、次第に進行し、会話が聞き取れないといった症状が現れて気がつくことが多いようです。
次回は「突発性難聴」、「薬剤性難聴」、「心因性難聴」の症状と原因について詳しくみていきましょう。
今回は前回に引き続いて、難聴の種類・原因について詳しくみていきましょう。今回は「感音性難聴」の詳細と原因についてです。
<感音性難聴>
内耳から聴神経における故障、言わば神経性の障害が原因の難聴のことです。内耳で音が上手く処理されなかったり、音の電気信号を脳へ伝える神経が上手く働かないことが原因のため、音の内容がハッキリしないということがあります。
つまり単なる「聞こえない」という音量の問題に加えて、「聞き取れない」という音質の問題が加わります。ケースによっては、音量は普通に聞こえているのに言葉の内容がさっぱり判らないという症状もあると言われています。
その症状はつまり、「音」としては聴こえるが、聴き取れない、聴き分けられないことが多い。声の特徴によって、ほとんど問題なく会話できることもあれば、何度聴き返しても聴き取れなくて、会話にならないこともあり、人の話を聞いていないとかボケているとか思われてしまうこともあるようです。
また「小さい音が聴こえにくいのに、ちょっと大きな音でもうるさく感じてしかたがない」という現象(補充現象、補償現象、リクルートメント現象と呼びます)が特徴的に見られます。
原因についてはまだはっきりとしていないため有効な治療法がないのが現状です。この難聴の場合には耳と脳を繋ぐ神経に原因があるため、補聴器のような集音装置では効果がない場合も多く、これといった対処法がないのが特徴です。
前回は難聴の種類は大きく分けて3種類あると書きました。
今回からはその3種類、ひとつひとつについて症状や原因についてもう少し詳しくみていくことにしましょう。
<伝音性難聴>
外耳、内耳、鼓膜の障害が原因となって聞こえが悪くなる、つまり音を伝える器官の障害が原因による難聴です。
このケースの難聴の原因となる病気に、滲出性中耳炎、慢性中耳炎の他に、先天性の外耳、中耳の形態異常など、耳垢栓塞、耳硬化症、外傷性耳小骨連鎖離断等があります。
また、「音響難聴」と呼ばれる、長時間、大きな音や音楽を聴き続けることが原因となって発症する難聴も「伝音性難聴」といわれています。
このタイプの難聴は、音を聞くための神経には異常がないので治療できる可能性が有り、補聴器などを使って耳に入ってくる音を大きくすればかなり聞こえるようになります。
伝音性難聴は、高度難聴になることはあまりありません。
ここで「聴力」について、簡単にまとめておきましょう。
「聴力」の分類法は、いくつか有りますので注意が必要ですが、下記はその例です。
<健 聴> ささやき声もよく聞こえる(10~30デシベル)
<軽度難聴> 小声が聞きにくい(30~50デシベル)
<中度難聴> 普通の声が聞き取りにくい(50~70デシベル)
<高度難聴> 大きな声でも聞き取りにくい(70~90デシベル)
耳もとでの大きな声でも聞こえない(90~100デシベル)
通常の音は聞こえない(100デシベル~)
難聴の症状や原因についてあれこれ書いてきました。
ここで難聴の種類と原因について簡単にまとめてみましょう。
【難聴の種類】
伝音声難聴・・・
外耳および内耳の障害が原因となって聞こえが悪くなるのが伝音声難聴です。
このケースの難聴の原因となる病気に、滲出性中耳炎、慢性中耳炎の他に、先天性の外耳、中耳の形態異常など、耳垢栓塞、耳硬化症、外傷性耳小骨連鎖離断等があります。
伝音声難聴は、高度難聴になることはあまりありません。
感音声難聴・・・
内耳から大脳皮質(感音機構)までの間で起こる障害が原因になって聴力が低下するタイプが感音声難聴です。
聴力検査においては、気導と骨導による差がなく、骨導の聴力レベルがダイレクトに感音声難聴のレベルを表します。
軽度から中等程度の難聴では、補聴器が役に立ちますが、難聴の程度が高度になると補聴器を使用しても、言葉を判別することが難しくなってきます。
混合性難聴・・・
伝音声難聴と感音声難聴が合わさって起きたタイプで、聞こえの状態も両方の難聴の特徴を合わせもっています。
中等度の感音性難聴に伝音声難聴が合わさると、気導聴力検査では高度の難聴レベルに達します。
難聴の原因には数々あります。中耳炎、老人性難聴、騒音性難聴、突発性難聴、薬の副作用によるものなど原因は多岐にわたります。
次回からはそれぞれの原因について詳しくみていこうと思います。
原因不明の難聴の患者数が倍増しています。
原因不明のもので医学の中でも代表的なのが「突発性難聴」。
この難聴の症状が悪化したり改善したりという変化があまりないのが難聴の特徴で、原因として考えられるのがウイルス感染や血管の循環障害等が疑われているのです。おたふくかぜの原因ウイルスが感染して起こったり、爆発音などの大音響で蝸牛が壊れたりして難聴が起こる場合もあれば、内耳に栄養を運ぶ役割の血管が脳梗塞で詰まって起こることもあるのです。
現在、突発性難聴で治療を受けている人は全国で推定35000人居る、もっといるとも言われています。10年前の難聴の病気の報告の約2倍以上にもなっています。難聴の年代別では50代から60代に多かった。
急に耳の聞こえが悪くなる原因不明の病気で一番頻度が高いのは「急性低音障害型感音障害」です。発症のピークは30代。この病気の特徴は低音だけが聞こえづらくなり、比較的治りやすい。患者数も多いようです。数年間にわたって難聴がほとんど進行しないといった症例もありますが、一般には治療を行っても感音難聴が徐々に進行していくと考えられています。平均にすると1年間に約1dB程度難聴が進行するとも言われています。時には急速に難聴が進行することもあります。このため、病院で定期的に聴力検査を受けて難聴の進行の有無を病院できちんと監視してもらうことが必要です。聴力を定期的に記録しておくと、聴力が悪化した場合にその程度を把握することができ、データーがある事で余計に良い治療法を探すこともできるからです。
●突発性難聴では症状は?・・・突然聴こえなくなった場合には、耳が聴こえなくなったことに対する患者の不安はかなり大きいと思います。
また原因不明であった場合には先行き等に対する不安も生じることでしょう。
悪心・めまいや吐き気が伴う場合もあります。片耳が聞こえなくなるケースが多いようです。
●進行性難聴では症状は?・・・メニエール病・遅発性内リンパ水腫といった進行性難聴には回転性のめまい、耳鳴り、吐き気が伴います。ひどい時になると一週間以上も継続してこれらの症状が現れるでしょう。また原因はストレスと言われています。疲れや、睡眠障害になったり、聴力・状態が不安定です。
また進行性難聴・突発性難聴の症状の大半には耳鳴りを伴っています。耳鳴と難聴というのは表裏一体のもと考えてもよいかもしれません。
継続的に耳鳴りがし、その音の種類は「キーン」といった高い音から「ボー」といった低い音、また複数の耳鳴りがなっている人もいます。
ひどい時は日常生活にも支障を来たします。
いずれにしても一生懸命聞こうとするために肉体的な疲労による頭痛、肩こり、また精神的な疲労症状が伴います。 そのために頭痛等がともなうのでしょう。
原因を早く解明し治療方法も確立してほしいですね。